金峯山寺から同じ敷地にあるものの、450段の急な階段を下っていくと到着できる、ひっそりと川沿いにあるこの神社。知る人ぞ知る、かなり力のある神社です。

裕気取りで奈良の吉野に行くことにしたのですが、その際に金峯山を知り、そして付随してこの脳天神社のことを知りました。

脳天神社と呼ばれ、頭が割れた蛇を僧侶が救ったことから、お祀りする様に啓示がおりてきて開設された神社です。首から上の事柄、例えば

⁻　試験に受かる
-　学業を修める
-　勉学に励む
-　首から上、頭、脳などに関わる問題、難病の治癒
-　集中力を高める

などにとても良い御利益があるそうです。

安倍晴明神社のように宣伝されて、町中にあるわけでなく、本気で神様と繋がりたい方が450段という階段を下りるだけでなく、また登って戻るという修行をしてでも、この神社を参拝して神様に祈願されたい方、にむけての神社、という感じでした。写真にあるように数多くの小さな鳥居、結界を通って降りていきます。鳥居をくぐる毎に禍々しいエネルギーを落として浄化されていく仕組みがあるわけですね。つまり、遊びや観光で行く神社ではなく、ストイックさが漂っています。

とは言え鞍馬山の急な坂の方は頑張っても30⁻40分かかるのと比べると、たかだか15分くらいなのでそれほど大変でもないかと・・・

ご利益といっても、神様に依存するのではなく、自分でも自助努力をする方へ手が差し伸べられるタイプの神様のようです。なので、なんでもできる、慈愛を持ったアマテラスのエネルギーとは全く違いますね。もともと修行の場所ですから、まずは心根、あり方から改めよという感じです。こう考えると、アマテラスって本当に慈愛深い女神だなーと思います。いっぱいやらかしちゃってますが、激怒りされていません（これまでは・・・）。

金峯山もそうでしたが、

⁻　護摩木による祈願
-　お祓い
-　お守り、タオル、お札などの販売
-　おみくじ
に併せて、

脳天神社の神様によるご加護を受けられる純銀の指輪が3000円で売られていました。なかなか、身につけられるこういったお守りは手に入らないので、購入しました。いつもつけていたクリスタルのリングはロックダウン後に手に入らなくなったので、代替品です。

私が行った時はたまたま僧侶による説法を頂けるだけでなく、その後お坊さんが3－4人、ご真言を唱え、鈴でお祓いをしていただく中で、一人一人護摩の火の前に行って、願い事を唱えさせていただき、一人一人が鈴で背中を祓っていただく、という行を受けることが出来ました。ありがたい事ですね。

神社の横にも龍神様の祠があったり、目の神様など他の神様も祀られているだけでなく、お百度参りで祈願も出来るようです。

小さな祠などもあるので、小銭をたくさん持っていかれると良いでしょう。私はあまり小銭がなかったので、最後は1円玉を使っていました。

お守りなどを買うと、おさがりでゆで卵を頂きました。横に休憩してお茶を飲めるスペースもあります。その後、

行きはよいよい、帰りはこわい～

ではないですが、

行きに450段下るのはまだましですが（滑らないように、サンダルはすすめません）、帰りの450段を上がるのも大変です。休み休み、おいおい、ボチボチ。。

今までいろんな神社・仏閣に行ってますが、ここのエネルギーはお勧めです。

ただし、昼間に行くこと。どの神社もそうですが、16－17時以降はお勧めしません。

余談
昔から私自身が白装束を着て、当時のパートナーと山の中の険しい山道を通って修行しているイメージを何度も見ていましたが、ここ吉野に来て、ここだったんだ、という感覚がありました。納得。

過去生の話ですが、ご縁があるところは再び訪ねることが多い、その典型です。

不思議なことに私の当時の過去生でのパートナーは、この現生にも同時期に転生しており（若干のずれはあり）、現在住んでいるところは奈良から全然離れていますが、この大峰山の行者系の神社にわざわざ遠路はるばる参拝していました。遠方でもご縁があるところには、魂レベルでひかれるものがある、という事なんだなーと思います。当時の過去生での彼のキャラと今のキャラは全く違いますが。。。私も当時は寡黙な人だったようで、キャラが全然違います。

人間は進化する生き物

でありたいですね。

脳天神社に行く前の南朝跡地

脳天神社まで。。
いくつもの小さな鳥居、結界を超えていきます。

脳天神社